アメリカンホスピタルで出産(その2)

実録(?)アメリカンホスピタルで出産、第二段です。
(第一弾は、こちらをクリック!)

 

さてさて、陣痛らしきものが始まり、病院に行くことになった、わたくし。

車の中で、もがき苦しみ、午後8時半に病院に到着。

 

車から降りて、やっとの思いで、メインエントランスにたどり着いたものの、
なんと、メインエントランスは、

 

午後8時で閉まっていました・・・。

 

意外に早く閉まっちゃうんですね^^;

 

警備員さんに、救急外来用のエントランスに行けと言われ、
スロープを下がって(これが辛かった・・・)、またやっとの思いで、救急外来用エントランスへ。

 

今回は無事に建物内に入ることができて、看護師さんがすぐに車椅子を手配してくれました。
そして、そのままマタニティセクションへ。

 

この移動の間も、陣痛の痛みに耐えながら、

「この道は、無痛分娩の道へとつながっているのよ。もう少しの辛抱よ~。」

と、自分で自分にエールを送り続けていました。

 

マタニティセクションに到着し、そのまま陣痛室へ。
必死の思いで、服を着替え、横になると、助産師さんがすぐに子宮口を確認。

 

「*%$#*&#%!」

 

1人の助産師さんが、他の助産師さんたちに、何やらフランス語で伝え、ささーっと、どこかに行ってしまいました。
残された助産師さんたちが、寝ていた私を起こします。

 

「え!?なんで起こされるの?今、横になったばかりなのに!!!」と思いながらも、
助産師さんたちに支えられながら、なんとか立った私に、夫が一言。

「子宮口がもう全開だから、このまますぐに出産だって」

 

無痛分娩却下の瞬間でした。

 

えーーー!!!???
ま、魔法の注射は~~~!!!???
痛みゼロの笑いながらの出産は~~!!??

色々な思いが頭の中を駆けめぐったのですが、もうできないものは仕方ありません。

 

しかも、もう本当に痛みも尋常ではなかったし、
無痛分娩が却下された今、この痛みから逃れる方法としては、
赤ちゃんをなるべく早く産むという方法しかないのだ、

 

と悟った(?)私は、さっさと無痛分娩の道をあきらめ、
助産師さんに助けられながら、分娩室に移動しました。

 

それにしても、痛みがマックスの時に、陣痛室から分娩室まで移動するのが、本当に辛かった・・・。
過去二回の出産は、LDRだったので、この移動は初めての体験でした。

隣の部屋に移動するだけなのに、
分娩室のベッドに横たわったときには、フルマラソンを走りきったかのような気分でした。

 

分娩室に横になって、色々体に装着(もう何がどう装着されたか、全くおぼえていない)された後、
(このときの3名の助産師さんの働きがすっごいよかったんです。もう見事なチームプレイ。)
私の担当医師さんがやってきました。

「いきみたくなったら、いきんでいいからね~。」と言ってくれ、

何回かいきんだら、あっという間に赤ちゃんがでてきました。

その時間、午後8時53分。

 

病院内に入ったのが、8時30分過ぎだったので、
もうあれよあれよという間に、赤ちゃんが誕生した感じでした。

 

予定日よりも2週間早く産まれてきた赤ちゃんですが、
とっても元気に泣いていました。

 

笑顔と感謝と思いやりを忘れずに、皆から愛され、
また、周囲の人達に、明るい光をてらしてあげることができる女性になってほしいと思います。

 

そして、出産後は、先生が色々処置をしてくださったり、カンガルーケアがあったりで、
2時間ほど分娩室に滞在しました。

その間、私を担当する予定だった麻酔医師がやってきて、

「このたびは、おめでとう~!僕、スタンバイしてたのに、出番が全くなかったよ~。
というわけで、僕は今日はもう帰るね~。また明日~♪」

と、陽気に帰宅していきました^^;

 

そして、病室に入ったのが、午後11時過ぎ。

 

おなかは大してすいていなかったのですが、助産師さんがパンをもってきてくれました。

パン1つという、かなり地味な見た目ですが、
一仕事終えた後の、このパンの味は格別でした。

次回は、病室についてお伝えします♪