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Monthly Archives: January 2017

帯同しない、という選択。その2

  昨年夏に、東南アジアの某国に家族で赴任することになった友人が、 会社で行われた、赴任前のセミナーに出席し、その模様を報告してくれました。 教育や、医療等、さまざまなことについての話があったということですが、 その中で、海外赴任に帯同した妻に関する話もあったようです。 講師の方が、独自に行った調査で、 海外赴任後に、精神的にまいってしまう人に共通するのは、 もともと、   「赴任国に来たくなかった人だった」、   ということ。   そして、こうやって、精神的にまいってしまうのは、ほとんどが、赴任に帯同する妻だそうです。   「”帯同しない”という決断もある。 でも、いったん行くと決めたら、   ”自分で望んで、この国に行くんだ”   と、思い込むことが大事。」 と、その講師の方はおっしゃっていたようです。   確かに、「海外赴任する国に行きたくない」という思いを持ちつつ、 実際に、帯同してしまったら、 「この国に来たくないのに、来てしまった」という”思い”に左右され、 ↓ 「やる気がおきない」「外にもでたくない」「誰とも話したくない」 ↓ 「友人もできない。」「言葉もおぼえられない」 ↓ 「寂しい」「孤独」「日本に帰りたい」 ↓ 「でも今更日本に帰れない」 ↓ 「こんな国に来たくないのに、来てしまった」・・・ と、ずっと解決策のない、負のスパイラルに陥ってしまいがちです。 &nbsp…

帯同しない、という選択。

日本にいる友人家族が、今度シンガポールに赴任することになりました。 「家族全員で、シンガポールに引っ越す」というと、周囲の友人達から、 「みんなで一緒に行くなんて、えらいねー。」と言われることが、多かったようです。 彼女は、 「海外赴任に帯同するって、マイナーなのかしら。」 と不思議がっていました。   5年以上前の資料になってしまうのですが、 確かに、MD.ネットという会社が2011年に行った調査では、 「夫の海外赴任に帯同しない」と答えた妻が、二人に一人だったそうです。 帯同しない第一の理由が「子供の教育」。 二位の理由に、「自分の仕事の都合」。 三番目に「世帯収入の問題」。 すべての理由において、 「なるほどー。」と思う理由が並べられていましたが、 私が、この調査報告の中で、一番、「そうそう!」と共感したのは、 「家族の側からすれば、海外赴任を前提とした生活設計がされていない」 という指摘。 &nbsp…