帯同しない、という選択。

日本にいる友人家族が、今度シンガポールに赴任することになりました。

「家族全員で、シンガポールに引っ越す」というと、周囲の友人達から、
「みんなで一緒に行くなんて、えらいねー。」と言われることが、多かったようです。

彼女は、

「海外赴任に帯同するって、マイナーなのかしら。」

と不思議がっていました。

 

5年以上前の資料になってしまうのですが、
確かに、MD.ネットという会社が2011年に行った調査では、
「夫の海外赴任に帯同しない」と答えた妻が、二人に一人だったそうです。

帯同しない第一の理由が「子供の教育」
二位の理由に、「自分の仕事の都合」
三番目に「世帯収入の問題」

すべての理由において、
「なるほどー。」と思う理由が並べられていましたが、

私が、この調査報告の中で、一番、「そうそう!」と共感したのは、

「家族の側からすれば、海外赴任を前提とした生活設計がされていない」

という指摘。

 

これからの時代、より多くの日本人が、海外で活躍することになります。

調査報告の中にも記されていますが、
企業も、社員に対して、海外赴任の可能性があることを伝えていくことが、
まず大事だと思います。

そして、配偶者もまた、「もし、海外赴任になったら・・」ということを、シミュレーションし、
夫婦同士、あるいは子供達も交えて、じっくり話をしておくことも、大切です。

お互いのキャリアについて、家族の在り方について、
子供の教育について、どう考えているか。何を大切に思っているか。
とにかく、とことん話しておく。二人の、そして、家族の思いを共有していく。

「備えあれば憂いなし」ではありませんが、
事前に、心構えができていれば、パートナーに海外転勤の辞令がでても、
あたふたすることが、なくなるのではないでしょうか?