帯同しない、という選択。その2

 

昨年夏に、東南アジアの某国に家族で赴任することになった友人が、
会社で行われた、赴任前のセミナーに出席し、その模様を報告してくれました。

教育や、医療等、さまざまなことについての話があったということですが、
その中で、海外赴任に帯同した妻に関する話もあったようです。

講師の方が、独自に行った調査で、
海外赴任後に、精神的にまいってしまう人に共通するのは、
もともと、

 

「赴任国に来たくなかった人だった」、

 

ということ。

 

そして、こうやって、精神的にまいってしまうのは、ほとんどが、赴任に帯同する妻だそうです。

 

「”帯同しない”という決断もある。
でも、いったん行くと決めたら、

 

”自分で望んで、この国に行くんだ”

 

と、思い込むことが大事。」

と、その講師の方はおっしゃっていたようです。

 

確かに、「海外赴任する国に行きたくない」という思いを持ちつつ、
実際に、帯同してしまったら、

「この国に来たくないのに、来てしまった」という”思い”に左右され、

「やる気がおきない」「外にもでたくない」「誰とも話したくない」

「友人もできない。」「言葉もおぼえられない」

「寂しい」「孤独」「日本に帰りたい」

「でも今更日本に帰れない」

「こんな国に来たくないのに、来てしまった」・・・

と、ずっと解決策のない、負のスパイラルに陥ってしまいがちです。

 

そうであれば、「帯同しない」という決断も、必要なんだなぁと、
友人の話を聞いて、私は思いました。